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PP/SE14-15 カード名:監視官としての資質 朱 カテゴリ:キャラクター 色:赤 レベル:1 コスト:1 トリガー:0 パワー:6500 ソウル:1 特徴:《公安》?・《武器》? 【永】他のあなたの《公安》?のキャラが2枚以上なら、このカードのパワーを+1000。 狡噛さん相手には切り札があります。 大丈夫、任せてください レアリティ:C illust. 13/05/06 今日のカード。 みんなでセッション! 小恋のように特定条件下で1/1/7500になるアタッカー。 先述のカードとは違い、参照する特徴はプールの少ない《公安》?であるためか、条件も2枚と軽くなっている。 このカードの利点は「朱」?ネームを持っていること。 絆元のパンプ対象になるので合わせて使えば1/1/8000と、ハサン・サッバーハ並の攻撃力が叩き出せる。 ・関連カード カード名 レベル/コスト スペック 色 備考 “獣を狩るための獣”狡噛 0/0 1000/1/0 赤 絆
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気配遮断:A 自身の気配を消す能力。完全に気配を断てばほぼ発見は不可能となる。 ただし、自らが攻撃態勢に移ると気配遮断のランクは大きく落ちる。 気配遮断:B 自身の気配を消す能力。完全に気配を断てばほぼ発見は不可能となる。 ただし、自らが攻撃態勢に移ると気配遮断のランクは大きく落ちる。 気配遮断:C 自身の気配を消す能力。完全に気配を断てばほぼ発見は不可能となる。 本職の暗殺者たちと比較すると一歩劣るが、それでも高ランクであることに変わりはない。 【A+ランク】 キルロイ、ジェヴォーダンの獣、ラシード・ウッディーン・スィナーン、聖ニコラウス、聶隠娘、風魔小太郎 ハサン・サッバーハ(五次)、ハサン・サッバーハ(四次) 【Aランク】 シモ・ヘイヘ、自来也、メアリー・フリス、ケン・アンロク、グレンデル 【Bランク】 張三豊、メリー、冬将軍、テセウス、ディエゴ・ベガ、沖田総司、ナラシンハ、ロボ 【Cランク】 イウェイン、オデュッセウス 、クレオパトラ七世、ブラックライダー、アルセーヌ・ルパン、ガイ・フォークス リュドミラ・パヴリチェンコ、ラッキー・ルチアーノ 【Dランク】 スキュラ、セミラミス、宮本武蔵、ハーゲン、ラウリン、源頼光、源義経、佐々木小次郎 【Eランク】 ドッペルゲンガー 気配遮断:EX (■■■■) 誰か、こいつらを見つけて殺してくれ。 俺にはムリだ。 気配遮断:A+ (風魔小太郎) サーヴァントとしての気配を絶つ。完全に気配を絶てば発見することは不可能に近い。 ただし自らが攻撃態勢に移るか、宝具の封印を開放すると気配遮断のランクは大きく落ちる。 気配遮断:A (自来也) サーヴァントとしての気配を絶つ。忍法を併用しての高い隠密能力。 完全に気配を絶てば、探知能力に優れたサーヴァントでも発見することは非常に難しい。 気配遮断:B+(E) (クッレルヴォ) サーヴァントとしての気配を絶つ。 完全に気配を絶てば発見することは非常に難しい。 ただし、自らが攻撃態勢に移ると気配遮断は解除される。 呪歌による幻覚によって、本来は暗殺者ではないもののランクが上がっており そのため対魔力で軽減、看破が可能である。 自分自身だけでなく、呪歌の力を特定範囲に広げることで自らの率いる部隊の気配を遮断することも可能であり、 クレッルヴォはこの技能によって、家畜に擬態させた野獣の群れの気配を消していた。 気配遮断:C (イウェイン) 姿隠しの指輪による気配遮断。隠密行動に適している。 完全に気配を断てば発見する事は難しい。 ただし、自らが攻撃態勢に移ると気配遮断のランクは大きく落ちる。 気配遮断:E (ドッペルゲンガー) サーヴァントとしての気配を絶つ。人混みに紛れるのに適している。 見られる事が大前提であるアサシンは、暗殺者のクラスにあるまじき低さを誇る。 気配遮断:E- (フグ) すでにその危険性が世間一般に広く知れ渡られているため、 暗殺者としての性能は無きに等しい。 気配遮断:- (ギュゲース) 宝具により隠匿能力を得ているため、気配遮断スキルは失われている。 気配遮断:- (李書文(Extra)) アサシンのクラスが持つ共通スキルだが、このサーヴァントが 持つ気配遮断はそれらのどれにも該当しない。
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◆wYjszMXgAo氏 投下した作品 No. タイトル 登場人物 時刻 008 Spicy Drop Marble Jenka 西園寺世界、棗鈴、間桐桜 1日目 深夜 038 降り止まない雨などここにはないから(前編)(後編) 棗恭介、トルティニタ・フィーネ 1日目 黎明 051 私の救世主さま 桂言葉 1日目 黎明 073 影、ミツメル、光 直枝理樹、真アサシン(ハサン・サッバーハ) 1日目 早朝 074 第一回放送 食らわれるは人の心、そして 言峰綺礼、神崎黎人 第一回定時放送 104 禽ノ哭ク刻-トリノナクコロ-Worldend Dominator 桂言葉、棗鈴、如月千早、藤林杏、西園寺世界、吾妻玲二 1日目 午前~昼 133 巡る季節にひとりきり(前編)(後編)満ちる季節の足音を(前編)(後編) 棗恭介、トルティニタ=フィーネ、言峰綺礼、如月双七 1日目 昼 151 羊の方舟 クリス・ヴェルティン 1日目 午後 160 世界の中心、直枝さん(前編)(後編) 直枝理樹、源千華留、蘭堂りの、大十字九郎、ユメイ、ドライ、支倉曜子、橘平蔵、杉浦碧 1日目 午後 171 秘密 - da capo/al fine -Third Battle/賭博黙示録(前編)(後編)この魂に憐れみを -Kyrie Eleison- 棗恭介、トルティニタ=フィーネ、言峰綺礼 1日目 夕方 登場させたキャラ 3回 トルティニタ・フィーネ、棗恭介、言峰綺礼 2回 桂言葉、西園寺世界、棗鈴、直枝理樹、 1回 如月千早、藤林杏、クリス・ヴェルティン、吾妻玲二(ツヴァイ)、間桐桜、真アサシン(ハサン・サッバーハ)、 神崎黎人、如月双七、源千華留、蘭堂りの、大十字九郎、ユメイ、ドライ、支倉曜子、橘平蔵、杉浦碧 作品の感想 いきなりカレーwww と思いきや更に斜め上www 個人的には二つの死亡フラグから逃げ延びた鈴の幸運に期待。 -- ナナシ (2008-03-23 02 15 27) まさか、まさかの桜死亡。身勝手な世界や何も知らない鈴など、うまくキャラを書いてくれる人 -- とある書き手 (2008-03-23 11 59 16) トルコ共和国の心理描写が良い -- 名無しさん (2008-03-30 19 18 59) この方の料理描写はハンパない。くうくうおなかがなりました… -- 名無しさん (2008-04-02 11 18 44) ギャルゲロワ2nd最初の全滅作品を出した人。杏のグロ死描写は容赦がない。更なるグロ描写に期待! -- 名無しさん (2008-05-07 12 10 38) 言葉様と世界に最凶のイメージをつけた偉大な御方。トル恭カップルも神でした。 -- 名無しさん (2008-05-27 02 31 02) 話の中で溜めを作るのがとても上手な書き手氏。 そこに至る状況の描写が凄まじいの一言。 -- ナナシ2 (2008-06-08 00 05 48) とても濃い心理描写が印象的な方。そして壮絶なグロ描写なども手がけている。 -- nanashi (2008-07-29 17 17 36) 高いレベルで揃った基本技能と、読む側を驚かせる予想外しを中心とした書き手氏。桜のカレー爆死はあまりにも有名 -- nanasi (2008-09-09 20 50 21) 名前 コメント
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Phase 1,2,3 強化クエスト 呪腕のハサン AP16 カルデアゲート 推奨Lv.65 絆P 665 EXP 18,815 QP 6,900 報酬 聖晶石 x2 / スキル強化 全3回 騎8 1/3 ワイバーンLv32(騎) HP15,959 ワイバーンLv30(騎) HP14,953 2/3 ワイバーンLv30(騎) HP20,561 ワイバーンドレッドLv34(騎) HP35,191 ワイバーンLv30(騎) HP20,579 3/3 ワイバーンテンペストLv57(騎) HP135,003 ワイバーンドレッドLv40(騎) HP44,038 ワイバーンドレッドLv42(騎) HP46,371 強化クエスト 呪腕のハサン AP16 カルデアゲート 推奨Lv.65 絆P 665 EXP 18,815 QP 6,900 報酬 聖晶石 x2 / スキル強化 全3回 狂1 騎6 1/3 ワイバーンドレッドLv24(騎) HP16,622 ワイバーンエビルLv20(騎) HP25,802 ワイバーンドレッドLv24(騎) HP16,622 2/3 ワイバーンエビルLv22(騎) HP39,894 ワイバーンエビルLv23(騎) HP41,690 ワイバーンドレッドLv28(騎) HP27,062 3/3 アステリオスLv62(狂) HP155,894 強化クエスト 呪腕のハサン AP16 カルデアゲート 推奨Lv.65 絆P 665 EXP 18,815 QP 6,900 報酬 聖晶石 x2 / スキル強化 全2回 狂3 裁2 1/2 ワイバーンエビルLv32(騎) HP53,062 ワイバーンエビルLv28(騎) HP36,194 ワイバーンエビルLv29(騎) HP37,552 2/2 メドゥーサLv65(騎) HP168,020 ワイバーンテンペストLv43(騎) HP100,336
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《貴方》 第五次 (家系2、才能1) 戦闘スタイル:近距離 属性:混沌・悪 スキル:軍人 【サーヴァント】 『複数の白い骸骨の面』 クラス:アサシン 真名:ハサン・サッバーハ 宝具:??? 《その他の陣営》 『赤い派手な衣装に身を纏った剣士』 クラス:セイバー 真名:??? 宝具:??? マスター:衛宮切嗣 『赤い外套を纏う青年』 クラス:アーチャー 真名:??? 宝具:??? マスター:衛宮士郎 『ギョロついた目が特徴的な男』 クラス:キャスター 真名:??? 宝具:??? マスター:ユリウス・ハーウェイ 『赤と黄色の二槍を掲げた槍兵』 クラス:ランサー 真名:??? 宝具:??? マスター:ダン・ブラックモア 『眼帯をした妖艶な女』 クラス:ライダー 真名:??? 宝具:??? マスター:言峰綺礼 『』 クラス:バーサーカー 真名:??? 宝具:??? マスター:バゼット・フラガ・マクレミッツ 《脱落》 キャスター バーサーカー (一日目終了時点) 備考:二日で戦争を終わらした
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autolink SY/W08-029 カード名:朝比奈 みくる カテゴリ:キャラクター 色:緑 レベル:0 コスト:0 トリガー:0 パワー:2000 ソウル:1 特徴:《時間》?・《SOS団》? 【自】[②]あなたのアンコールステップの始めに、あなたはコストを払ってよい。そうしたら、あなたは自分のキャラを1枚と、このカードを選び、思い出にする。次のあなたのドローフェイズの始めに、あなたは自分の思い出置場のそれらのキャラを、舞台の別々の枠に置き、そのターン中、それらのキャラのパワーを+1000。 それからわたしのことでしたら、 どうぞみくるちゃんとお呼び下さい レアリティ:R illust.- 谷川流・いとうのいぢ/SOS団 初出 オトナアニメ VOL.1 対象のリバースの有無を問わないため、場を崩さずにチャンプアタックが可能になる。 ただしやはりチャンプアタック同様相手ターン時に自分の前衛があき、ダイレクトアタックになってしまうので終盤のダメージレースでは辛いか。 かと言って序盤に低レベル帯のカードを2コストかけて守るのも…と使う人によって評価のわかれる1枚になるかもしれない。 このカードと併用することによってゼンマイ美春やバナナミン美夏等の自分のスタンドフェイズにスタンドしないキャラのデメリットも無視することが出来る。 もっとも、それらのカードは基本的に高パワーであるため、被ダメージを増やしてまでこのカードで守ってやる必要は特に無い。 また、チェンジを筆頭とする、「ドローフェイズのはじめ」に発動する効果についても発動しない(下記Q A参照)。 一応失われた過去プレシア、“残された時間”竹中 半兵衛の、ドローフェイズの始めに発生するデメリットも回避できるが、前者はそれなら最初から「自分のターン中+1000」のカードを使えばいいし、後者も元々チェジしてしまえばデメリットが無いに等しい。 更には伝説の英雄アバロンやハサン・サッバーハ等の場所を問わず「舞台に置かれた時」に発生するデメリットは毎回発生してしまう。 それらのカードについても、上記と同じ理由でこのカードと併用するメリットは特に無い為、基本的に問題は無いだろう。 今後、上記のようなカードで、このカードで守る意義があるカードが登場すると、非常に頼もしい能力となるだろう。 また、相打ちを始めとした、リバース時に発動する効果とは非常に相性がよく、中でも杉並を使った毎ターンのドローは非常に厄介。 Q A Q このカードで、思い出に送り、再び舞台に置かれた「失われた過去プレシア」等の「ドローフェイズのはじめに効果の発動するカード」の効果は発動されますか? A いいえ、発動しません。 〈ドローフェイズの始め〉というタイミングをチェックした後、「朝比奈みくる」の能力の効果を解決し、思い出置場に置かれていたキャラを舞台に置きますが、そのキャラが置かれた時には、既に〈ドローフェイズの始め〉は過ぎていますので、そのキャラの〈ドローフェイズの始め〉に発動する自動能力は発動しません。 (10-04-19) Q また、「ハサン・サッバーハ」等の、場所を問わず「舞台に置かれたとき」に誘発する効果も同様に発動されるのでしょうか? A こちらは発動します。 特に領域元の指定がなく〈このカードが舞台に置かれた時〉と記載されている場合、 思い出置場(や他の領域)から舞台に置かれた時も発動します。 (10-04-19)
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専科百般:A+ 多重人格の恣意的な切り替えによる専門スキルの使い分け。 戦術、学術、隠密術、暗殺術、詐術、話術、 その他総数32種類に及ぶ専業スキルについて、Bクラス以上の習熟度を発揮できる。 【A+ランク】ハサン・サッバーハ(四次) 【Aランク】 【Bランク】 【Cランク】 【Dランク】 【Eランク】 専科百般:B+ (曹操孟徳) 類まれなる多芸の才能。 戦術、学術、芸術、詐術、話術、他にも 酒造や文芸全般の専業スキルについて、Dランク以上の習熟度を発揮する。 専科百般:B+ (アルセーヌ・ルパン) 類いまれなる多芸の才能。 武術、射撃、探偵術、詐術、話術、道具作成、陣地作成、他にも 学術、奇術全般の専業スキルについて、Dランク以上の習熟度を発揮する。 専科百般:C+ (メアリー・フリス) 人生で培われた多芸なる技術。 騎乗、話術、歌唱、射撃、剣術、占術等をDランク相当で会得している。 加えて盗賊の専業スキルに関しては、Bランク以上の習熟度を発揮する。
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───己の不覚と怠慢への苛立ちは未だ尽きねど、修行僧めいた自罰に浸っている暇は無い。 かつて"呪腕"と呼ばれたこの暗殺者は、極めて優秀な男だった。かの暗殺教団の教主を襲名し、英霊の座に登録されたと言う時点で凡愚である筈はないのだが、それを差し引いても彼ほど秀でた暗殺者はそう居ない。 三騎士と真っ向から張り合いでもすれば流石に遅れを取るが、暗殺者としての戦い方に終始していれば、彼らの心臓を奪い去る事など容易い。現にアサシンは三騎士の一角であるレミリア・スカーレットをその手で屠り、特異な状況だったとはいえバーサーカーのサーヴァント、アンガ・ファンダージさえも仕留めている。これ程までに暗殺者の本分を全うしている彼を無能呼ばわり出来る者は、まさか存在しないだろう。 人格が破綻している訳でもない。それどころか病んだ童女に召喚された不運に愚痴の一つも零さず、切り捨てる算段を練るでもなく、彼女のサーヴァントとして黙々と仕え続けている。 有能な人格者。サーヴァントとしては凡そ最高レベルの条件を満たしている彼だったが───或いは、だからこそ、だったのかもしれない。彼は余りにも優秀過ぎた。丈槍由紀という少女の抱える問題について理解を示し、そんな彼女を聖杯戦争の喧騒から護る事にも徹底していた。彼女が愛する"がっこう"……もとい、鎌倉市内の廃校に住まわせて、其処から出ないように厳命する。成程確かに、精神病者の扱い方としては至極模範的と言えるだろう。 然しそれは、悪く言えば過保護だった。アサシンは彼女を護ることには全力を注いでいたが、彼女という人間の中身にはこれまで目を向けてこなかった。故に彼はあの瞬間、自らの手で歯車を狂わせてしまった。滞りなく回っていた歪な歯車に、砂を吹き掛けるが如く。 "幸い───追っ手は無いか" 腕の中で意識を手放した少女の様子を時折確認しつつ、アサシンは風と化して山中を駆ける。 この余裕のない状況で追走劇を演じねばならない、そんな最悪の展開だけはどうやら回避出来たらしい。その事に少なからず安堵しつつ、思案するのは"これから"のことだ。過去の失態は後の立ち回りで幾らでも挽回出来る。悔恨に囚われて未来までも失ってしまっては、それこそ無能の誹りを免れまい。 現状何より厄介なのは、事実上の拠点だった廃校を追われてしまった事だ。彼処は由紀を隠しつつ、彼女の精神状態を平常に維持出来る大変都合の良い場所だったが、一度でも他者に露見してしまった以上はもう使えない。とはいえ子連れ狼宜しく由紀を抱えたまま戦うなどは論外だ。早急に何処か別な場所を探す必要がある───最悪孤児院辺りに保護させるよう仕向けるのも手か。マスターの潜んでいる可能性は相応に高いものの、敵の懐に自然な形で潜り込めると考えれば、多少冒険ではあるが悪くない選択か。 ……等と考えているアサシンは、意識を失う前に由紀が何を思っていたのかなど、当然知る由もない。それどころかあの時自分が彼女の前で貫いたのが"誰"なのかすら、既に脳裏から消し去ってしまっている。仕事人(アサシン)たる彼にしてみれば無理もない話だが、それは従者(サーヴァント)としては最悪と言っていい醜態だった。 彼と彼女は、等しくお互いを視ていない。 由紀も、アサシンも。互いに相手を尊重しているのに、二つの心は向かい合うどころか背中合わせ。由紀は言わずもがな現実を見ておらず、アサシンはそんな彼女の真実を見ていない。 病み、夢に酔っている憐れな娘。壊れているのは最早疑いようもないが、されど己は御身に勝利を持ち帰ろう。ハサン・サッバーハの名に於いて、輝ける黄金の杯を必ずや勝ち取ってみせよう。だからユキ殿はただ夢を見続けていればよい、何も知らぬまま、望むがままに酔っていればいい───この通り。彼は由紀を尊重はしているが、逆に言えばそれだけなのだ。 言葉を交わしてその内情を知ろうとはしない。成長を促すでもなく、現実からの逃避は詮無きことと目を瞑り、壊れているの一言で由紀を定義し其処で自己完結してしまっている。 故に壊れた少女は彼にお膳立てされ、幻想の学校生活を白痴のように謳歌し続けた。アサシンは虚空に話しかけ、ありもしない出来事を楽しそうに報告する彼女を憐れみながら、やっぱり最後はそれでも勝利し聖杯を持ち帰ると、尤もらしい方に落ち着けて終わってしまう。 目を閉じ、耳を塞ぎ、関わらない。 己の世界を己の形に閉じたまま、痴れた音色を奏で続けた彼女は宛らラプンツェル。彼女と彼の主従関係は良好に交わっているようで、これまで只の一度も真っ当に交差していなかった。ああ、ならばこうなるのはきっと必然だったのだろう。性命双修を怠った弱者は絶望の中に墜落し、夢を見せ続けた仮面の暗殺者はその事に気付いてすらいない。 丈槍由紀は憐れだ。 平穏な日常を彼女には全く非のない不条理で打ち砕かれ、大切な人を不本意に失い、心が壊れてしまった娘。何もかも奪われ続けた結果として、彼女は現実を許容出来なくなった。それは確かに逃避であることには違いないが、誰がその弱さを責められようか。そんなことは、きっと誰にも出来はしない。 ハサン・サッバーハもまた憐れだ。 聖杯の寄る辺に従い現界し、宛てがわれた主は幻想の日々に微睡み続ける壊れた少女。それでも彼女を見捨てる事なく献身的に護り続け、その上で戦果すら挙げてきた彼は紛うことなき立派なサーヴァントだ。然し優秀過ぎるが故に、彼は誤った。壊れたモノは壊れたままそっとしておけばいい、その至極当然の考えこそが彼の首を静かに絞めていく。 ───嗚呼、なんて可哀想なのかしら。 こんなのは駄目、すれ違いの悲劇なんて可哀想過ぎて見ていられない。 そんなに辛い思いばかりしているのに、これからまた泣かなくちゃいけないなんて仕打ちが過ぎるわ。だからねえお願い幸せになって。あなた達は幸せになるべきなのだから、わたしはあなた達のお願いごとに応えてあげる。ううん、応えさせて? だって私はみんなに幸せになって欲しいんだもの。 あなたが誰でわたしは何で、これまで何があって何がなかった、そんなの全てどうでもいいことじゃない。幸せであることに嘘も真も存在しない。あなたが願ったのなら、それがあなたにとっての本当の幸福なのだから、細かいことを考える必要なんて何処にもないのよ。 夢見ることは悪いこと? 逃げることは情けない? そうね、あなたがそう思うならあなたの中ではそうなのでしょう。それが全てで、だからこそあなたが願えばそれはちゃんとした道理に早変わり。幸せになりたい、その思いに善悪なんてありはしないのだもの。 さあ、幸せになりましょう? わたしを見て、わたしを願って、そしてあなたは望み通りの幸せの夢に微睡むの。 「何───」 疾駆する足を止め、獣の鳴き声を聞いた木こりか何かのようにアサシンは周囲を見渡す。 その様子には明らかな驚きが見て取れ、彼ほどのサーヴァントをしても予想外の事態が勃発したらしい事が容易く読み取れた。ただサーヴァントに襲撃された程度では、驚かない。今回の聖杯戦争が魔境である事は既に感じ取っているし、その時は厄介だと思いながらも粛々と対処する腹づもりでいた。 だが今、アサシンの耳粱に触れた声には敵意と呼べる物が全く介在していなかったのだ。例えるならそれは、眠れないと駄々を捏ねる幼子に優しく物語を囁く母親のよう。にも関わらず、アサシンの本能は喧しい程に警鐘を打ち鳴らしていた。危険だ、即座に逃れよ。"お前の側に怪物が居る"。 それに従い疾くこの場を離れんとしたアサシン───然しその前方に、いつの間にか甘い囁きの怪物は現れていた。 「……ッ」 可憐な顔貌に優しい笑みを貼り付けて、くすくすと零す笑い声は妖精の囁きのよう。 だと言うのに、背筋に走るこの悪寒は一体何だ? 眼前に立つのは見るからに非力な、歴代のどのハサン・サッバーハでも一撃の下に抹殺を成し遂げられるだろうか弱い少女のサーヴァント。だがアサシンは一切の誇張抜きに、そんな彼女に対しこの聖杯戦争に召喚されて以来最大級の戦慄を覚えていた。 それは恐怖ともまた違う。断崖の真上から遥かな深淵を見下ろした時のようであり、毒々しい色合いの醜い毛虫を見つけた時のようでもある。本能的な忌避感と嫌悪感。その両方を全身のあらゆる部位から常に放っている目の前の少女を、アサシンは異形の存在にしか思えなかった。 「貴様は……」 一瞬にして渇いた口を開き、絞り出すように発声する。 「……貴様は、何者だ?」 短刀に手を掛け、次の瞬間にでもその霊核を破壊する準備を完了した上で、アサシンは少女へ問いを投げる。 お前は何なのだ、と。この理解不能な何かを理解する為に、意思の疎通を図る。 それに対し、少女も静かに口を開いた。精微な顔で微笑みながら、憐れな暗殺者の問いに答える。 それが"答え"になっているかどうかなど、彼女にとっては些細な事だ。 『私は、みんなに幸せになって欲しいだけよ』 善性に満ちた台詞である筈なのに、これほど心胆を寒からしめて来るのはどういう訳なのか。 答えになっていない答えを聞くなり、アサシンはこれ以上の会話は無用と判断し短刀を抜き、投擲の構えへと移った。話すことは愚か、一秒とてこの存在を視界に含めていたくない。暗殺者にあるまじき直情的な嫌悪を原動力として、瞬時に敵対行動へ移るアサシン。 それを見た少女のサーヴァントは悲しむでも怒るでもなく、やはり静かに笑ってみせた。短刀がアサシンの手を離れ、少女の眉間に吸い込まれていく。刃の鋒が彼女の脳天を抉る、その瞬間。美しい桜色の唇が静かに動いて、何事かを呟いた。春の花園で歌うように、冬の雪原で唱えるように。どこか童話じみた幻想的な所作で彼女が発声したその内容を、アサシンは正確に聞き取ることは出来なかった。されど、丸っきり聞こえなかった訳ではない。ある一単語だけは、確かに聞き取ることが出来ていた。 『幸福』と。 その次の瞬間───呪腕のハサン・サッバーハは、『幸福』に満たされた。 ◇ ◇ 「───ぬ」 総身を包む暖かさが、どうやら自分はうたた寝をしてしまっていたらしい事を伝えてくる。 久しく味わっていなかった心地よい倦怠感に包まれながら、凭れていた柱から体を持ち上げ、沈みかけの太陽に目をやった。 一体どれほどの時間、自分は眠っていたのだろうか。最近疲れが溜まっていたせいか、眠りに落ちる前の状況が詳しく思い出せない。記憶が混濁していると言っては大袈裟だが、どうやら随分と熟睡していたようだ。何ならこれから更にもう一眠りする事も出来そうな程である。 「ふふ……そういう訳にも行くまいよ」 軋む体を強引に動かして立ち上がり、もう一度彼方の夕陽に視線を向ける。 意識が段々とはっきりして来て、自分のこれまでの記憶も朧気ながら浮かび上がって来る。 これまでのこと。そしてこれからすべきことを、"嘗て呪腕と呼ばれる暗殺者だった"男は思い出していく。 沢山の犠牲が有った。沢山の無念が有り、涙が有り、そして笑顔が有った。遠くの方から聞こえる誰かの不安などまるで感じさせないのどかな声が、自分達が勝利したのだという事実を如実に物語っている。長い、長い戦いだった。辛く苦しい旅路の末に、漸く勝ち取った勝利。それすら忘れていた自分の呆けっぷりに思わず辟易する。 白亜の理想都市。その最奥に座す獅子の王と、それに仕える騎士達。 聖抜と称して民を殺し、非道を尽くした彼らとの長き戦いが、つい数日前に漸く終わったのだ。 勝利の証である右腕の空白を残された左腕で撫でれば、こうして追憶に浸っている暇は無いぞとはっとなる。 まだ、戦いが終わっただけだ。これからは荒らされ、踏み躙られた世界を立て直す使命が残っている。 暗殺者ハサン・サッバーハとしてではなく、この時代を生きる一人の力なき"人間"として。 決して楽な道でないことなど承知の上だ。これからも、自分の前には様々な難題や壁が立ち塞がるだろう。 出来ないからと投げ出す事は許されないし、そんな醜態を晒すつもりはない。それはきっと過酷な道であり、数多の苦悩と数多の疲弊が付き纏うのが誰の目から見ても明らかな難行だ。───それでも。称号を失い人に回帰したこの男にとって、この黄昏に包まれた世界は紛れもない最高の『幸福』だった。 足を動かし黄昏を進んでいけば、見慣れた顔が温かく迎えてくれる。 よく眠っていたなとからかう者もあれば、疲労を労ってくれる者もあった。 そして、遠くの方から自分を呼ぶ幼い声がして。その方向に目を向ければ、ひとりの子供が自分に笑顔で手を振っている。そんな彼を困ったように見つめながら、優しい瞳で自分に微笑んでいるあの女は─── 「……ああ」 噛み締める。 この『幸福(イマ)』を、二度と無くさない為に。 「───今、行くとも」 そして、全てを得た男は願うのだ。 顔のない暗殺者など、此処にはいない。 居るのは一人の幸せな男。優しい世界に囲まれて、久しく忘れていた感情に口許を緩める誰か。 この幸福よ、どうか永遠なれと。 二度と無くしたくない景色を目に、いざ一歩を踏み出さんとして─── ───ごぅん、ごぅん、ごぅん、ごぅん。夜の訪れを告げる鐘の音色が、至高の世界に重く響いた。 「…………こ、れは」 足が止まる。 体が止まる。 視線が止まる。 呼吸が止まる。 視界の先の子供と愛しい女も、止まっている。 周りの声はいつからか聞こえなくなっていて、世界には風一つ無い。 鐘の音。 それを自分は知っている。 ああ───どうして今まで忘れていたのだ? それこそは終わりの音色。己が乗り越えたと勝手に錯覚していた死の象徴。 無論、この『幸福』の中に死などという不幸せなものが存在する訳は無い。あくまで景色の一つとして、世界を構成する雑多な歯車の一つとして鳴り響いただけの音響。"幸せを司る怪物"は人に幸福な夢を見せ、溺れさせるが、彼女自身があれこれ考えて夢を編んでいる訳ではない。彼女に囚われた者が望んでいる景色、光景。彼女はその人物にとっての『幸福』を具現させ、幸せな微睡みの完成を後押ししているだけに過ぎない。 要するに鐘というパーツは、夢見る彼の脳内に存在していた景色の一つだった。 彼のみではない。歴代のどのハサン・サッバーハが彼女に囚われたとしても、必ずや同じ事になったろう。 ハサン・サッバーハ───暗殺教団を統べる当代の"山の翁"がその資格を失った時、その存在は現れる。晩鐘の音色を響かせて、彼らの任を解く為に。故にこそ、鐘の音色は彼らの酔いを覚ます。恐るべき"初代"の存在しない世界ですらも、かの冠位暗殺者の存在は教主達を戒め続けるのだ。 そうだ、これは夢だ。呪腕のハサン・サッバーハという男が望む幸福を、一体の怪物が具現させた偽りの世界。 「───おのれ、がァ……!!」 まんまと酔わされていた自分への怒りと屈辱、あまりの冒涜に意識を怒りが満たしていく。 作られた景色を切り裂いた次の瞬間、彼は元通りの鎌倉市───山林の中へと巻き戻り、悪辣なる怪物は変わらぬ表情で笑いかけていた。どうしたの、幸せになりたいのでしょうと。囁く精微な顔貌を、最早アサシンは悍ましい怪物のそれとしか認識出来ない。眉間に確かに炸裂させた筈の投擲が全く効果を成していない事実は不可解だが、それについて考える時間すら惜しいと、アサシンは宝具の開帳を決心する。 ───間違いない。このサーヴァントは、"最悪"だ。現実から逸脱した『幸福』を望む気持ちが少しでもあれば、容赦なく甘い夢の只中に落とし込んでくる見目麗しい食虫植物。他の主従がどんな末路を辿ろうが知ったことではないが、これまでに彼女の毒牙に掛かって物言わぬ白痴と化した者がどれだけ居るのか考えたくもない。そして何より、自分もあと少しでその一員となりかけていたという事実が忌まわしくて仕方がなかった。 「瞬きの内に殺してみせよう。貴様は我が逆鱗に触れた」 ひらりと身を躱せば、少女のサーヴァントの姿が数メートルは後方へと移動する。 されど、敏捷に優れたアサシンにとってその程度の距離など所詮誤差でしかない。文字通り瞬きの内に確保された距離を詰め、夢見る冒涜者を必殺のリーチへと収めた。 ───『呪腕』の宝具はその肩書の通り、呪われし魔腕である。彼の右腕は精霊シャイタンの腕で有り、人間を呪殺する事に何より長ける。それはサーヴァントに対しても同じだ。中東に生きた山の老翁、暗殺教団全十八代が一。その魔腕が今、幸福という名の怪物の胸へと触れた。 瞬間、彼の手元に現れたのは───あろうことか怪物の"心臓"だ。無論、今の一瞬の内に抉り出した訳ではない。それどころか、彼女の心臓は今もその平坦な胸の奥で鼓動を刻んでいる。 今アサシンが握っているのは、エーテル塊によって作り出された少女の心臓の二重存在。もっと通じの良い言葉に直すなら、コピーと呼ぶべきそれに他ならない。だが偽物は偽物でも、シャイタンの右腕が生み出した二重存在は単なるガラクタに非ず。事実この時点で、『幸福』の少女の命運は完全に尽きていた。 日本風に言うならば、これは即席の藁人形なのだ。宝具『妄想心音(ザバーニーヤ)』は、暗殺対象の心臓の鏡面存在を創造する奥義。鏡写しである故に、呪いの魔腕によって創造されたそれは暗殺対象の心臓と連動している。 呪術の世界では、これを類感呪術と言う。類似したもの同士は互いに影響しあうという発想に則った呪術形態。一口に呪術と言っても種類は多岐に渡るが、特に此処日本で最もポピュラーな呪術と言えば、間違いなくこれだろう。 本物と連動した偽物の心臓。 それが今、アサシンの手の中にある。 ではそれは、一体何を意味するのか? その答えは、問うまでもなく明らかとなった。 「苦悶を溢せ───『妄想心音(ザバーニーヤ)』」 紙風船を握り潰すように、少女の偽心臓が粉砕される。 それと全く同時に、確かに其処に存在していた筈の少女の姿が薄れ、虚空へ溶け始めた。 これぞ、呪腕のハサン・サッバーハが誇る呪殺奥義。作り出した偽物の心臓を粉砕する事で、連動して本物の心臓をも遠隔破壊する必殺宝具である。 心臓を砕かれ、薄れ行く少女の体。 然し、宝具を炸裂させたアサシンの口元に会心の笑みは浮いていない。寧ろその逆、苦々しいものが貼り付いている。その理由は単純明快、彼は偽の心臓を粉砕した瞬間に理解したのだ。"これでは此奴は殺せない"と。何故なら砕いた心臓には、凡そ手応えと言うものの一切が欠けていた。それこそ紙風船のように、中身が空洞であるとしか思えなかった。 そして、その通り。幸福の少女はアサシンの宝具から、微風に吹かれた程のダメージも受けていない。 何故ならそもそも彼女は此処に居て、同時に此処には居ない存在。幻に限りなく近い虚像。霧で出来た心臓を幾ら潰されようが、怪物の本体には何の悪影響もない。その事実は、アサシンでは彼女を殺せないと言う事を意味していた。少なくとも、この場では。アサシンの宝具が『妄想心音』のみであり、幻像の存在を殺められるような便利なスキルも所持していない以上、忌まわしいが、完全に打つ手は潰えたと言う他ない。 だが。サーヴァントである以上、聖杯戦争の舞台からその存在を弾く手段は必ず有る筈だとアサシンは冷静に推察する。 例えば、彼女をこの地に呼び出したマスターの抹殺による自動消滅。これが最も現実的な手段だが、同時に最も非現実的な手段でもあった。少なくとも眼前の怪物に、マスターだから夢に落とさないなんて分別が有るとはアサシンにはとても思えない。あくまで予想でしかないが、元凶となったマスターは召喚した瞬間に令呪を使う間もなく夢へ落とされ、幸福の内に衰弱死でもしたのではないかと彼は踏んでいた。 その予想が当たっていれば、この怪物は驚異的な単独行動スキルで現界を維持していると言う事になる。 どんな攻撃をしても滅ぼせない不滅のサーヴァント。そんなものが仮に存在したとして、マスター無しでいつまでも生き残っていられるとは思えない。無差別に夢を撒き散らしてきたのだろう彼女に魔力の消耗が全く見られない以上、魔力が尽きるまでの猶予付きで鎌倉に残留していると言う事も無い筈。となれば、残された答え/取るべき手段は一つしかない。 "此奴は触覚───何処かに、これを動かしている『根』があるのだな" 根とは言うが、実質的には心臓と同じだ。それを破壊する事で、恐らくこの怪物も殺す事が出来る。 言葉にするだけなら簡単だが、それが用意ではないだろうことも、アサシンは理解していた。鎌倉の広い街の中から、奴の本体が眠る場所を探り当てる。よしんば其処まで完遂出来たとして、果たして己のみの力で討伐を成せるかどうか。暗殺者のサーヴァントであり、おまけにマスターが病んでいる現状、同盟を組む事も出来れば避けたいのが本音だ。 兎にも角にも、この場で此奴とこれ以上対峙している事に意味はない。アサシンは悪罵の声を叩き付けるでもなく、消滅寸前の少女の脇を通り過ぎて離脱を図る。───が。その時、消えかけの少女が微笑んだ。そして、決して無視できない言葉を口にした。幼児に向けるような優しい声色で、どんな魔物よりも悍ましい言葉(ノロイ)を。 『そっちの子は、幸せになってくれたみたいね』 ハッとなってアサシンは、左に抱くマスターの顔を見る。 安らかで、満たされたような顔をしていた。それはとても微笑ましく、事情を知らぬ者が見たなら思わず頭でも撫でたくなるような幸せそうな寝顔。"余程良い夢を見ているのだろう、起こすのは酷だなあ"等と、戯言の一つも零してしまうような。『幸福』に満ちた顔で、丈槍由紀は怪物の術中に落ちていた。 「貴様───ッ!!」 叫べど、もう其処に怪物の姿はない。なのにアサシンは、自分の鼓膜に少女の笑い声がまだこびり付いているような錯覚を覚える。それに形容し難い忌まわしさを覚えながら、それどころではないと眠りこける由紀の体を揺さぶりにかかった。 「ユキ殿───起きられよ、ユキ殿!!」 返事は、ない。閉ざされた瞼が上がることもなければ、んんぅと眠りを阻害された事への苛立ちを見せる様子さえない。 丈槍由紀はハサン・サッバーハの腕の中で、深い、深い眠りに落ちていた。彼に何か、由紀に強く現実を意識させる手段が有ったならば、大した事態ではなかったろう。所詮夢は夢。ちょっと普通より深いだけの眠りなのだから、意識の深くまで届く声があれば怪物の宝具は払拭できる。然し───ハサン・サッバーハという英霊にはその手段がない。丈槍由紀を現実まで引き戻せる、彼女を起こす為の声がない。 由紀に、自ら幸福の世界をかなぐり捨てる気概があれば話は別だろうが、それは余りにも望みの薄い話だった。 現実に打ち拉がれ、目の前の世界から目を背けるしかなかった娘。聖杯戦争の中でも一人夢を見続けていた彼女が、自分の意志で辛い現実を受け入れる等とてもではないが不可能だ。しかも、問題は過去に負った心の傷だけじゃない。 緩やかでも、少しずつでも治癒は進んでいた傷。其処に駄目押しとばかりに釘を捩じ込んだのは、他ならぬハサン・サッバーハその人なのだ。そのことに気付きもせず、幸福に墜ちたマスターを引き戻さんと四苦八苦する姿は、事情を知る者が見たなら滑稽な道化にすら写るだろう。 最早事態は急を要する。 一刻も早く、あの怪物の『根』を探し出し、撃破して宝具を解除させねば───由紀を待っているのは緩やかな衰弱死だ。願いを求めるサーヴァントとして、それと同時に丈槍由紀という娘に仕える者として。その結末だけは、何としてでも回避せねばならないとアサシンは思う。故にこの時、彼の行動目標は決定された。 『幸福』のサーヴァントの可及的速やかな抹殺。如何なる手段、如何なる策を用いてでも、それを成し遂げねば未来はない。度重なる失態に身を焦がしながら、それでも由紀の為にとアサシンは鎌倉の大地を駆ける。 未だ、何も知らぬまま。致命的なまでに事の核心を見つめないまま、暗殺者は颶風となる─── 【B-2/浄智寺付近の山林/一日目 午後】 【丈槍由紀@がっこうぐらし!】 [令呪] 三画 [状態] 昏睡 [装備] なし [道具] なし [所持金] なし [思考・状況] 基本行動方針: わたしたちは、ここに―― 0:…………。 1:■■るち■んにア■■■ーさ■■■。■いお■達にな■そう! 2:アイ■■ん■セイ■■さ■もい■■■ゃい! ■■はお■さ■■多■ね■ 3:■■■■■■■■■■■■■■■■■ 4:■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ [備考] ※サーヴァント同士の戦闘、及びそれに付随する戦闘音等を正しく理解していない可能性が高いです。 ※『幸福という名の怪物』に囚われました。放置しておけば数日以内に衰弱死します。 【アサシン(ハサン・サッバーハ)@Fate/stay night】 [状態] 健康、魔力消費(中)、焦燥 [装備] [道具] ダーク [所持金] なし [思考・状況] 基本行動方針:由紀を守りつつ優勝を狙う 0:『幸福』のサーヴァントの早急な討伐。並行して由紀を目覚めさせる手段の模索 1:由紀の安全を確保する 2:アサシン(アカメ)に対して羨望と嫉妬 3:セイバー(藤井蓮)とアーチャー(東郷美森)はいずれ殺す ※B-1で起こった麦野たちによる大規模破壊と戦闘の一部始終を目撃しました。 ※セイバー(藤井蓮)、バーサーカー(アンガ・ファンダージ)、バーサーカー(式岸軋騎)の戦闘場面を目撃しました。アーチャー(東郷美森)は視認できませんでしたが、戦闘に参加していたことは察しています。 ※キャスター(『幸福』)には本体と呼ぶべき存在が居るだろうと推察しました。 【???/?????/一日目 午後】 【キャスター(『幸福』)@地獄堂霊界通信】 [状態]健康 [装備] なし [道具] なし [所持金] なし [思考・状況] 基本行動方針:幸福を、全ての人が救われる幸せな夢を。 1:みんな、みんな、幸せでありますように。 [備考] 幸福』は生命体の多い場所を好む習性があります。基本的に森や山の中をぶらぶらしてますが、そのうち気が変わって街に降りるかもしれません。この後どうするかは後続の書き手に任せます。 軽度の接触だと表層的な願望が色濃く反映され、深く接触するほど深層意識が色濃く反映される傾向にありますが、そこらへんのさじ加減は適当でいいと思います。 スキル:夢の存在により割と神出鬼没です。時には突拍子もない場所に出現するかもしれません。 エリア移動をしました。何処に移動したかは次の話に準拠します。 ◇ ◇ 「……輩。先輩、ゆき先輩っ」 体を揺さぶられて、目を覚ます。 寝起きで潤む瞳を擦ると視界が晴れてきて、其処には呆れたような顔で由紀を見ている後輩の顔があった。 「んぅ……あれ、みーくん……」 直樹美紀。学園生活部の可愛い後輩。 部長の悠里とはまた別なベクトルで真面目な彼女を見て───由紀は、その大きな瞳から一筋の涙を零した。 瞳の潤みが水滴になって零れたとか、そういう訳ではない。 「あ、あれ? なんでだろ……わかんないけど、涙、止まらない……」 「ちょっ……ゆき先輩? 本当にどうしたんですか……具合でも悪いんです?」 不安げに顔を覗き込んでくる彼女に心配をかけないために制服の袖で涙を拭いて、空元気で笑ってみせる。 「ちょっとね……変な夢を見たの。すごく怖くて、嫌な夢。みーくんがいなくなっちゃう夢」 まるで現実でついさっきあったことのように、その光景は思い出せる。 胸から銀の刃を生やして、茫然とした顔をしている美紀。 そして、それを見ている自分。ひどい───ひどいユメだった。二度と見たくないと心からそう思う。 「……ふっ」 「あっ、笑うことないじゃんっ。本当に悲しかったんだからね!」 「いや、……なんだかゆき先輩らしいなあと思って」 美紀は笑いながら、「大丈夫ですよ。所詮夢は夢なんですから」と由紀を励ます。 その言葉に、ほんの一瞬だけ何か引っ掛かるものを感じたが、「そうだよね」とすぐに由紀も笑う。 それから由紀は、おもむろに美紀の手を握った。 あたたかい、柔らかい手触り。その感覚にようやっと、心の底から安堵する。 「……よかったあ」 また浮かんできた涙を拭って。 「みーくん、ちゃんとここにいるんだね」 美紀は一瞬きょとんとしたが、ぽかんとした表情はすぐ「仕方ない人ですね」とでも言いたげな苦笑に変わった。 「はい。私は、ちゃんとここにいますよ」 斯くして少女は救われた。因果、理屈、善悪、そんなものは揃って全部どうでもいい。 幸福には嘘も真も存在しない。誰かの願った福音は、その人物の中では紛うことなく真実の救いなのだから。 桃色の霧で周囲を包まれた学び舎で、少女達は自分達の存在を確かめ合う。 たとえ嘘でも、偽りでも。逃避した末の幻想だとしても───彼女たちは、そこにいる。 BACK NEXT 038 伽藍の姫はかく語る 投下順 040 微笑みの爆弾 033 白紙の中に 時系列順 034 世界救済者を巡る挿話・その1 BACK 登場キャラ NEXT 019 狂乱する戦場(後編) 丈槍由紀 050 落日の影 アサシン(ハサン・サッバーハ) 041 夜を往く 025 幸福の対価、死の対価 キャスター(『幸福』) 053 盲目の生贄は都市の中
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EX なし A+++ なし A++ 隙間女 A+ グノウェー シノペのディオゲネス シモ・ハユハ ハサン・サッバーハ(獣) バインナウン A アレクサンドロス(P) エドワード黒太子 エルナン・コルテス(弓) オルヴァル・オッドル オーリーオーン カイン ガバンダ ゲタ コンモドゥス(弓) ジェベ A- ハリケーン・カトリーナ B++ なし B+ イペタム テュポーン ブギーマン B アルブレヒト・フォン・ヴァレンシュタイン イリヤー・ムーロメツ エミリア・プラテル ギーノ・ディ・タッコ コンスタンティヌス シャンゴ ジャン・シャステル ゼノビア タロス テミストクレス B- なし C++ なし C+ なし C インドラジット グリム=リーパー サラ・パーディ・ウィンチェスター スレナス ディオメデス ニルス・オーラヴ バルバトス プロクリス マーサ・ジェーン・カナリー(銃) ムーラン(花木蘭) C- メランポス(こいぬ座) D++ なし D+ なし D アン・ボニー クドラク ジュリアン フリードリヒ大王 ポンパドゥール夫人(弓) 甘寧興覇 D- なし E++ なし E+ なし E いたいのいたいのとんでけ シャナ フランソワ・デュヴァリエ 細川政元 E- なし その他分類 変動 なし 不要 なし
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No. 各本編タイトル 登場人物 場所 時刻 作者 051 盤上舞踏 アーサー・ペンドラゴン結城友奈辰宮百合香 B-1/孤児院周辺 夕方 ◆GO82qGZUNE 052 葬送の鐘が鳴る アイ・アスティン&藤井蓮すばる C-3/北部 夕方 ◆GO82qGZUNE 053 盲目の生贄は都市の中 浅野學峯『幸福』 D-2/交差点B-3/鶴岡八幡宮 夜 ◆GO82qGZUNE 054 夢より怪、来たる キーア&アーサー・ペンドラゴン辰宮百合香結城友奈アティ・クストス&ローズレッド・ストラウスイリヤスフィール・フォン・アインツベルン&ギルガメッシュ笹目ヤヤ&アストルフォトワイス・H・ピースマン B-1/孤児院周辺E-2/相模湾沖D-3/ホテル周辺 夕方 ◆GO82qGZUNE 055 世界救済者を巡る挿話・その2 ギルガメッシュロード=アヴァン・エジソン アレクサンドリア機関図書館黄金螺旋階段 ??? ◆GO82qGZUNE 056 灰色の一方通行 辰宮百合香結城友奈 B-1/孤児院周辺 夕方 ◆GO82qGZUNE 057 半透明少女関係 叢&スカルマンエミリー・レッドハンズ&ウォルフガング・シュライバー D-4/廃工場跡地 夜 ◆GO82qGZUNE 058 過日は禍を兆す エレオノーレ・フォン・ヴィッテンブルグトワイス・H・ピースマン&甘粕正彦 E-2/相模湾沖 夜 ◆GO82qGZUNE 059060061062063064065 迷いの園亡霊は夢に囁く葬列は再び来る狂気は咒を叫ぶ幸福は死を運ぶ咎人は夜に哭くそして終わらぬエピローグ キーア&アーサー・ペンドラゴンアイ・アスティン&藤井蓮すばるイリヤスフィール・フォン・アインツベルン&ギルガメッシュ辰宮百合香&エレオノーレ・フォン・ヴィッテンブルグアティ・クストス&ローズレッド・ストラウス如月佐倉慈&結城友奈笹目ヤヤ&アストルフォ乱藤四郎&ドンキホーテ・ドフラミンゴ『幸福』丈槍由紀&ハサン・サッバーハ B-3/鶴岡八幡宮 夜 ◆GO82qGZUNE 066 そして誰かはいなくなった キーア&アーサー・ペンドラゴンアイ・アスティン&藤井蓮すばる&結城友奈 B-2/源氏山公園 夜 ◆GO82qGZUNE 067 鎌倉市役所爆破セレモニー 浅野學峯&ドンキホーテ・ドフラミンゴ乱藤四郎&エレオノーレ・フォン・ヴィッテンブルグ C-3/市役所 夜 ◆GO82qGZUNE 068 影、蠢くものふたつ 叢&スカルマン丈槍由紀&ハサン・サッバーハ A-3/六国見山周辺 夜 ◆GO82qGZUNE 069 見えざるモノの夜 エミリー・レッドハンズ&ウォルフガング・シュライバー D-3/市街地 夜 ◆GO82qGZUNE 070 世界救済者を巡る挿話・その3 針目縫東郷美森レミリア・スカーレット 世界塔・黄金螺旋階段 禍時 ◆GO82qGZUNE 071 終わりの始まり 盲目の生贄 退廃夢想都市鎌倉・第三層エリコ 禍時 ◆GO82qGZUNE 072 閑話・墜落の逆さ磔 すばる 夢界・ヒュプノス領域 ??? ◆GO82qGZUNE 073074 目醒めのルサールカ(前編)目醒めのルサールカ(後編) アティ・クストス&ローズレッド・ストラウス笹目ヤヤ&アストルフォエミリー・レッドハンズ&ウォルフガング・シュライバー東郷美森 D-3/市街地 禍時 ◆GO82qGZUNE 075 ここは地獄にあらず 乱藤四郎&エレオノーレ・フォン・ヴィッテンブルグ浅野學峯&ドンキホーテ・ドフラミンゴ針目縫 C-3/廃墟 禍時 ◆GO82qGZUNE 076 鎌倉市爆破セレモニー トワイス・H・ピースマン&甘粕正彦 E-2/相模湾沖 禍時 ◆GO82qGZUNE 077 きっと誰もが運命の敗残者 丈槍由紀&ハサン・サッバーハ叢&スカルマン A-3/六国見山周辺 禍時 ◆GO82qGZUNE 078 誰かを信じる金曜日 キーア&アーサー・ペンドラゴンアイ・アスティン&藤井蓮すばる&結城友奈笹目ヤヤ&アストルフォアティ・クストス D-3/市街地 禍時 ◆GO82qGZUNE 079 デンジャラスゲーム エミリー・レッドハンズ&ウォルフガング・シュライバー D-3/市街地 禍時 ◆GO82qGZUNE 080081082 雲の彼方の空遠く(前編)雲の彼方の空遠く(中編)雲の彼方の空遠く(後編) すばる&結城友奈アティ・クストス&ローズレッド・ストラウス東郷美森 D-3/市街地 禍時 ◆GO82qGZUNE 083 乱舞Escalation イリヤスフィール・フォン・アインツベルン&ギルガメッシュローズレッド・ストラウスエレオノーレ・フォン・ヴィッテンブルグドンキホーテ・ドフラミンゴ針目縫 C-3/市街地 禍時 ◆GO82qGZUNE 084085 嘘の世界であなたと二人(前編)嘘の世界であなたと二人(後編) すばる&結城友奈東郷美森ドンキホーテ・ドフラミンゴ D-2/廃植物園 禍時 ◆GO82qGZUNE 086 Holocaust レミリア・スカーレット叢 D-3/市街地 禍時 ◆GO82qGZUNE 087 陰陽流転 キーア&藤井蓮針目縫 B-2/源氏山公園 禍時 ◆GO82qGZUNE 088 崩壊/巨神顕現 アイ・アスティン&アーサー・ペンドラゴンイリヤスフィール・フォン・アインツベルン&ギルガメッシュエレオノーレ・フォン・ヴィッテンブルグレミリア・スカーレットローズレッド・ストラウス叢ウォルフガング・シュライバー C-3/鎌倉市街跡地 禍時 ◆GO82qGZUNE 089 おままごとの戦場 キーア&藤井蓮アティ・クストスすばる&結城友奈乱藤四郎浅野學峯 C-3/鎌倉市街跡地 禍時 ◆GO82qGZUNE 090 流れよ我が涙、と魔女は言った キーア&アーサー・ペンドラゴン藤井蓮ギルガメッシュウォルフガング・シュライバー C-3/鎌倉市街跡地 禍時 ◆GO82qGZUNE 091 Sky-Clad ローズレッド・ストラウストワイス・H・ピースマン&甘粕正彦 E-2/相模湾沖 禍時 ◆GO82qGZUNE 092093 死はどこか遠くへ行ってしまった(前編)死はどこか遠くへ行ってしまった(後編) アイ・アスティン&藤井蓮すばる&結城友奈 C-2/廃校舎 禍時 ◆GO82qGZUNE 093094 地獄とは神の不在なり(前編)地獄とは神の不在なり(後編) ローズレッド・ストラウストワイス・H・ピースマン&甘粕正彦 E-2/相模湾沖 禍時 ◆GO82qGZUNE 095 世界救済者を巡る挿話・その4 ディー・エンジー・ストラトミットスアリス・カラー 世界塔・黄金螺旋階段 ??? ◆GO82qGZUNE 096 黄雷のヴァナルガンド キーア&アーサー・ペンドラゴンアイ・アスティン&藤井蓮すばる&結城友奈イリヤスフィール・フォン・アインツベルン&ギルガメッシュレミリア・スカーレット叢乱藤四郎ウォルフガング・シュライバー C-3/小規模特異点 禍時 ◆GO82qGZUNE 097 紫影のゴグ・マゴグ ◆GO82qGZUNE 098 白光のスター・スクレイパー ◆GO82qGZUNE 099 漆黒のサオシャント ◆GO82qGZUNE 100 赫炎のシューニャター ◆GO82qGZUNE